書誌事項 | |
題名 | よつばと!第1巻 |
巻数 | 第1巻 |
発売日 | 2003年8月27日 |
初版発行 | 2003年9月15日 |
著者 | あずまきよひこ |
発行者 | 佐藤辰男 |
発行所(出版社) | 株式会社メディアワークス※現アスキー・メディアワークス |
発売元 | 株式会社角川書店※現角川書店 |
編集・デザイン | 里見英樹 |
印刷・製本 | 図書印刷株式会社 |
企画・制作 | よつばスタジオ |
定価 | 600円※税別 |
キャッチコピー | いつでも今日が、いちばん楽しい日 |
第1話 よつばとひっこし(7月19日土曜日)について

あずまきよひこ「よつばと!(01)」株式会社メディアワークス、2003年、4,5ページ
基本情報 | |
話数 | 第1話 |
タイトル | よつばとひっこし |
設定月日 | 7月19日(土) |
想定される時間帯 | 正午に近い午前中 |
冒頭、青い空と白い雲、緑の街路樹が並ぶ道。(白黒だから色はないけど)
ひまわりなんかも咲いていて夏っぽいですね。
そこを一台のトラックが走っていきます。
荷台には冷蔵庫などの大きな荷物が積まれていて引越しかなぁと。
でトラックを運転するとーちゃんと助手席に座るよつばのシーンに。


あずまきよひこ「よつばと!(01)」株式会社メディアワークス、2003年、6ページ
よつば下校中の生徒らを見て「すげぇー!!人がいっぱいいる!」「きょうははまつりか!?」と田舎育ちの子供が言いそうなことを言っています。
それに対してとーちゃんは「学校だ学校」「そういや明日から夏休みだな」と。
まぁ、呆れ半分と言った感じですが、よつばがそんな発想になるよう、田舎で育てたのは自分自身な訳で何とも言えない感じ。
あわせて、この会話から周辺地域では7月19日が学校の終業式という設定であることが読み取れますね。

あずまきよひこ「よつばと!(01)」株式会社メディアワークス、2003年、7ページ
ちなみに、とーちゃんが運転しているトラックは「MAZDAスクラムトラック」。型番はおそらく「LE-DG62T型」ではなかろうかと思います。自動車に疎いので Google画像検索で調べた限りです。


あずまきよひこ「よつばと!(01)」株式会社メディアワークス、2003年、10ページ
その後、小岩井家新居前で 2人を待っているジャンボとの出会いのシーンですが、ジャンボは平日の真っ昼間から引越の手伝いをしています。

あずまきよひこ「よつばと!(01)」株式会社メディアワークス、2003年、9ページ
勤め先というか家業のフラワージャンボ(花屋)は木曜日が定休日なので、おそらくこの日は営業日です。
いくら親友とは言え、仕事を抜け出してまで引越の手伝いとはなかなかできることではありません。
まぁ、ジャンボのお父さんは現役で働いていますので、そのぐらいの融通は効くのかもしれまんけどね。
それとは別によつばがジャンボに向かって「ジャンボだ!!」「ジャンボー!!ひさしぶりだなぁー!!」と発言しているので以前よりよつばとジャンボは面識があることがわかります。
あと、この際の会話で後に物語の主要人物として登場するやんだがとーちゃんとジャンボの会話で登場しています。

あずまきよひこ「よつばと!(01)」株式会社メディアワークス、2003年、11ページ
やんだは営業のサラリーマンらしく土曜日は休みなので引越しの手伝いをする予定だったのでしょうが、何かしら別の用事で来れなくなったという会話。
第9巻「第59話 よつばとやきにく」の時点で 1ヶ月以上連絡のない彼女のミキちゃんであれば第1話の時点であれば、まだ連絡が来ている可能性があるので、もしかしたらミキちゃんとのデートかもしれません。
わたし的によつばと!の登場人物の中でやんだが一番のお気に入りだったりします!なので今となってですが、やはりやんだは最初から重要人物だったのだ!とちょっと嬉しかったりします。
そして綾瀬家の面々との出会いに続きます。

あずまきよひこ「よつばと!(01)」株式会社メディアワークス、2003年、15ページ
まずはふーかですが高校から帰宅するシーン。
小岩井家の前を通りかかったふーかとゴミの分別に悩んでいたとーちゃんによるお隣同士の初めての出会いで、簡単な挨拶に加え、娘のよつばのことを話たり、またゴミの分別について話たりしています。
ちなみに月木が燃えるゴミ、土が燃えないゴミ、金が資源ゴミの日だそうです。
また第1話では当日が高校の終業式とか翌日から夏休みである旨の発言などはありません。
次の話(第1巻「第2話 よつばとあいさつ」)で午前中から私服で本屋に行くと思われるシーンがありますがその日は日曜日なので必ずしも当日は終業式だとは確定できず!
と思いきや、第3話以降において高校に行っている様子もないのでおそらく当日は高校の終業式だったと思われます。
と長々と説明していますが物語の流れからして当日が終業式で間違いないんでしょうけどね。

あずまきよひこ「よつばと!(01)」株式会社メディアワークス、2003年、20ページ
えなは小学校から帰宅しているシーンから。
友達と別れ、一人で歩きながら「あっしたからー なっつ やっす みー」と歌っちゃうぐらいウキウキしています。
もちろんそのセリフから当日が2学期の終業式で翌日が夏休みであることがわかります。
その後、ブランコを初めて見たよつばを目撃し、その動きや容姿からかなり警戒しています。
しかし、そんなよつばに話しかけられることで2人は出会います。
それとえなが最初に登場する、19ページの最終コマの友達と別れるシーン。

あずまきよひこ「よつばと!(01)」株式会社メディアワークス、2003年、19ページ
髪の毛の長さからして左の子がえなで右の子はちょっとわからないですが真ん中の子はみうらだったりするのでしょうか?
真ん中の子が「あしたあそぼーね」のセリフに対して、えなが「うん!」と答えている感じはもしかして!
もちろんえなの遊ぶ友達がみうらだけという訳ではないんで何の確証もないんですが真ん中の子がみうらだったらいいなぁと想像しています。

あずまきよひこ「よつばと!(01)」株式会社メディアワークス、2003年、43ページ
あさぎは大学生。
大学の前期試験期間中と思われる7月19日にのんびり過ごしています。
可能性としてはすでに試験が終了したかもしくは3学期制などの理由が考えられますね。
そういった理由からすでに夏休みに入っているのではないかと思われます。
もしくは勉強なんかしなくても全然大丈夫なぐらい優秀ということでしょうか?
第1話としては引越してきた小岩井家がジャンボの力を借りて、引越しを行うものの、勝手に遊びに行ったよつばがえなと出会ったり、ふーかと出会ったりしたもののふーかをわるい人と勘違いし、逃げ回り、最終的にはあさぎの拳骨がふーかに炸裂するという感じでしょうか。

あずまきよひこ「よつばと!(01)」株式会社メディアワークス、2003年、44ページ
あとはよつばが第1話の最終盤まで引越しして来たことを認識していなかったというオチで〆となります。

あずまきよひこ「よつばと!(01)」株式会社メディアワークス、2003年、48ページ
登場キャラ
下の表は第1巻の第1話に登場した主要キャラとそれらと絡んだモブキャラの一覧です。とりあえず 1巻づつでまとめていきたいと思います。
第1巻の登場人物 | ||||||||||
顔 | 名前 | 話数 | 登場 回数 | 総登場 回数 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ||||
![]() | よつば | ○ | 1 | 1 | ||||||
![]() | とーちゃん | ○ | 1 | 1 | ||||||
![]() | ジャンボ | ○ | 1 | 1 | ||||||
![]() | やんだ | △ | 0 | 0 | ||||||
![]() | ふーか | ○ | 1 | 1 | ||||||
![]() | えな | ○ | 1 | 1 | ||||||
![]() | あさぎ | ○ | 1 | 1 | ||||||
![]() | 近隣住人 女性 | ○ | 1 | 1 |
○・・・登場
△・・・登場しないものの言及あり
×・・・登場しない
△・・・登場しないものの言及あり
×・・・登場しない